姫路市を中心に周辺エリアにて外壁塗装・屋根塗装を承っております、リカラ外壁塗装店です。
外壁塗装を行う際、塗装する方法として「吹き付け塗装」・「ローラー塗装」があります。
どちらの方法にするか、業者側から相談することはあまりないと思いますが、調べている方にとっては気になるものかもしれません。
また、どちらを選ぶかによって、仕上がりに影響は出るのでしょうか。
今回は吹き付け塗装とローラー塗装の違いについて、ご紹介いたします。
ぜひ参考にしてみてください。
■ 吹き付け塗装とは
吹き付け塗装は、空気で圧力をかける、もしくは塗料そのものに圧力をかけて、機械からスプレーのように塗料を吹き付けて塗装する方法です。
ひと昔前は吹き付け塗装が一般的だったものの、窯業系サイディング・金属系サイディングが住宅に使われるようになり、ローラーの品質が向上したことから、数を減らしました。
そのため、対応できる業者は少ないといえます。
【メリット】
・広範囲を短時間で塗装できる
・ムラが出にくく、厚みの均一な仕上がりになる
・外壁のテクスチャを変えられる
【デメリット】
・風にのって飛び散りやすく、塗料の約20％は無駄になる
・強風時は工事が中断されることもある
・コンプレッサーの音が気になりやすい
■ ローラー塗装とは
ローラー塗装は、スポンジや毛のついたロールを塗料に浸して、転がせながら塗装する方法です。
現在はこちらが一般的な塗装方法で、一戸建て住宅ならローラー塗装を行うことがほとんどといえます。
吹き付け塗装ほど技術を必要としないので、どのような職人さんでも一定レベルの品質で塗装ができます。
小回りがきき、ロールは取替えが可能なことから、吹き付け塗装よりも片付けが簡単です。
【メリット】
・音が出ないので騒音に悩まされない
・塗料が飛び散らないので、トラブルの心配がない
・塗りやすく、高度な技術を必要としない
【デメリット】
・手作業のため工事に時間がかかる
・仕上げの模様はつけられない
・狭い場所の塗装はムラが出ることも
■ 吹き付け塗装とローラー塗装の比較
・費用に違いはある？
結論からいうと、あまり違いはありません。
吹き付け塗装は、塗装費用が高めに見積もられるほか、飛散防止のために養生をしっかり行うため、養生費用もかかります。
しかし作業スピードが早いため、人工（人件費）が減り、とんとんになります。
反対に、ローラー塗装は塗料も養生も吹き付け塗装ほどかかりませんが、時間がかかるので人工は高くなるでしょう。
全体で見ると、費用面で大きな違いはありません。
・仕上がりの質はどっちが上？
仕上がりの質に違いが出るかどうかは、職人によります。
技術がなければ、塗装方法を選んでも意味はないといえます。質を優先したいときは、どの業者にするか吟味したほうがいいでしょう。
なお、塗装方法によって適した建物は異なり、吹き付け塗装はマンションなどの大きな建物、ローラー塗装は一戸建てなどの小規模の建物でよく行われます。
・どちらか選ぶことはできる？
選ぶこともできますが、こちらも職人によるといえます。
塗装する外壁や付帯部によっては、塗装方法を使い分けることも多いです。
たとえば、金属製の雨戸はローラーやハケだと筋が残りやすいので、吹き付け塗装が施されることもあります。
モルタル外壁でひび割れの補修をした場合は、元の外壁が吹き付けでしかできないリシンやボンタイルだと、それに合わせて上から吹き付け塗装を使います。
■ 吹き付け塗装ができる業者の探し方
吹き付け塗装のできる業者は、減少傾向にあります。
今はローラー塗装でも間に合うことが多く、吹き付け塗装は技量が必要なので、吹き付け塗装ができない、あるいは経験の不足している職人が多いです。
そのため、吹き付け塗装を希望していても、断られる可能性もあるでしょう。
吹き付け塗装ができるかは、塗装店に「一級塗装技能士」が在籍しているかどうかが、判断の一つになります。
こちらの資格試験では、吹き付け塗装の実技試験が行われるため、保有者には一定の技量が見込めます。
資格を持っていなくても吹き付け塗装のできる業者はいるので、気になったら尋ねてみてください。
■ 姫路市周辺での外壁塗装は「リカラ外壁塗装店」へ！
リカラ外壁塗装店は、姫路市を中心に神戸市から赤穂市にて外壁塗装・屋根塗装を承っております。
築10年、もしくは前回の外壁塗装から塗料の耐用年数分の時間がたっておりましたら、外壁塗装のタイミングです。
外壁塗装に適した時期は春と秋とされていますが、お見積りから工事の完了までには、最低でも3か月かかります。
これから外壁塗装をする予定で、施工時期にご希望がございましたら、早めの計画がおすすめです。
当方では、お見積り・現地調査を無料で受け付けております。
まずは外壁塗装の必要な状態かどうか、見せていただけませんか？
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■ まとめ
吹き付け塗装は塗料が飛散しますが、作業スピードが早く、ローラー塗装は時間がかかるものの、騒音が発生しません。
どちらを選んでも仕上がりに違いは出ないといえますが、吹き付け塗装は、職人の技量によって左右されやすいでしょう。
通常の戸建て住宅であれば、ローラー塗装が向いているといえます。
